本記事では2019年8月現在のM5Stackのバージョンについて説明しています。


初めまして、ソナスでインターンを始めましたHです。

このインターンではソナス自体が新しい会社だというのもあって、テーマは設定されますが(現在は)課題がはっきりと決まっていません!

僕はインターン生一人目なので好きなテーマを選ばせていただきました。そこで何を選んだかというと、M5Stackという最近中国で開発されている、小型テレビにボタンが3つ付いているという外見のちょっとかわいいマイコンの動作検証です。

M5Stackは中にArduinoという昔から広く使われているマイコンが入っていて、スピーカーやボタンやディスプレイが付属しているのでこれ一台でそれなりになんでもできてしまうのが強みです。

とりあえず最初はHello Worldから。

さらに簡単に分解することができ、拡張用のモジュールも発売されているのでそれらをピンに挿すだけで機能の拡張が簡単にできます。

M5Stackと言ってもその中にはDSのように様々な種類があり、まずメインで触っているのがM5Stack BASICで、これが最も基本的なM5Stackになります。

距離センサーにM5Stack BASICを繋いで対象との速度をグラフにしています。

それに加速度センサーや磁気センサーが備え付けられているのがM5Stack GREYで、その名の通り灰色のM5Stackです。これはM5 FACESというセットで発売もされていてゲームボーイのようなボタン、電卓風ボタン、QWERTYキーボードがついた基盤の上に乗っています。製品の充実度の割にBASICに比べてすごくお買い得があります。

あの有名ゲームも付属のサンプルプログラムからすぐに遊べます。

現在通常のM5Stackシリーズの最上位(?)として位置づけられているのがM5StackGOです。GOはいろんな拡張モジュールと一緒に発売されていて、UIFlowというブラウザ上から操作できるIDEを用いることができます。その割には値が張る気がしますが…

これはM5GOではありませんが他のM5でもこのようにオンラインでM5Stackをいじることができます。

最後に、M5Stackの亜種とも言えるのがM5Stickシリーズです。Stickというだけあって細長いです。機能面では大きいStackシリーズには劣りますが、なんと言ってもその安さがStickシリーズの売りでしょう。
Stickシリーズで最も基本になるのがM5StickCです。

さらに独自の進化を遂げたStickシリーズがM5StickVです。このVはVisualのVらしく、ニューラルネットワークに特化したCPUを搭載しており、画像認識を得意としているそうです。コード例を書き込めばすぐに使えるらしくぜひ使ってみたいですね。

高性能と噂のM5StickVです (*画像はM5Stack公式より)

国内ではスイッチサイエンス等で早く購入することができます。安く購入するなら配送に時間はかかりますが公式ページから購入するのが良いでしょう。拡張ユニットも豊富に取り揃えてあります。

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